1. グラウト材注入時の漏れが無い様に、型枠を行います。
2. 既存側と型枠材の隙間からの漏れの無い様に、発泡ウレタンを吹き付けて隙間を埋めます。
1. プレミックスタイプの無収縮モルタルを使用します。施工前には元請け立会いの下、Jロート試験を行います。
また、圧縮試験ピースを採取し後日強度試験を行います。
2. 構造設計基準強度以上にするため、不純物を含まない水を使用し水量・材料温度・環境温度、を確認しながらミキサーにより混ぜ合わせを行います。
1. ポンプ圧による注入を行います。
2. 予め型枠に透明なホースを数本セットし、ホースより注入を行います。
3. 片側の流出ホースからモルタルが溢れるまで注入を行い、空気や未充填が残らないようにします。
1. グラウト注入後、表面に直射日光など当たらないようにし、常に表面は湿った状態を保つようにします。
2. 養生期間の目安は3日間以上を基準とし、材料の温度は5℃以上に保ちます。
1. 硬化を確認後、脱型を行います。
2. 脱型完了後、既存部との設置部に隙間が無いか目視確認します。
3. 隙間があれば、速やかに補修を行います。